淡々と日々のあれこれ

薬膳とか仕事探しなど、日常のあれこれを書きとめておくブログ。アウトプットのリハビリ。初期はごく私的な日記です。

ビワパフェと今日のずぼらなお昼ごはん

昨日は久しぶりに友人と外でお茶してきました。
まだまだ出かける日は少なく、外食も減らしているので、せっかくなら美味しいもの、応援したいお店に行こうと思って、観音山フルーツパーラーに入りました。
きっと普段なら予約のいるお店なんでしょう。初めて行くので、平常時の様子はわかりませんが、和歌山の農場で取れた果物をふんだんに使ったパフェやフルーツサンドが見た目も美しく味も美味しいお店です。6月限定と書いてあったので、ビワのパフェをいただきました。

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これがビワパフェ



◉ビワ 脾肺肝胃

涼性で、少しだけ冷やす性質。効能は、潤肺、止咳、化痰、生津、和胃など。肺熱による咳や痰、胃もたれ、喉の渇きなどに良いそうです。
潤してくれるので、コロナウィルスの予防に良い食べ物といえるかもしれませんね。
コロナウィルスが食べ物で防げるわけではないけれど、自分の体が持っている力と合わせて自然の食べ物の力を借りることで、寄せ付けないし症状が出ないような健康体を保っていきたいです。
季節の美味しいものでそれができるなら、嬉しすぎますぞよ。
(けど、食べ過ぎはダメよ)

観音山フルーツパーラー | 和歌山の果物農家がつくるパフェ

 

 話変わって、本日の私のずぼらなお昼ごはんの記録を残しておこう。
昨晩は、豆ごはんでした。炊くときに、咲美堂のケンピスープを使いました。
沸騰させてから20分煮出し、私が冷ましておいたものを見て、ちょうどいいやと思って母がいつの間にか使っていたという顛末・・。
緑の豆は、清熱、解毒さらには利水、そして解酒、解暑。酒飲みのうちの父にぴったり。父の大好物。きっと体が欲しているんでしょう。
お腹を壊しているような方には向かないですが、暑気あたりやむくみ、湿熱などに適応。水を抜いてくれる食材です。お腹を壊している人に向かないのは、下しちゃって水分が減っているところにさらに排出しちゃうと、カラカラになるってことでしょうか。

 前置きが長くなったけども、豆ごはんの残りに、納豆と韓国海苔をトッピングしてW豆。それが今日のお昼ご飯でした。
手抜きです。

だけど、最近動いてないので、お昼にお腹が空きません。残り物で十分。
何も食べないと夕方にお菓子をつまんでしまうし、野菜、豆、海藻、きのこなんかは、気をつけていないと不足してると思うんですよね(←個人的な話です)。

緑豆は冷やす性質だけど、納豆は温めるのでバランスOK。
納豆って、ケンピしてくれる食材です。健脾。
海苔は化痰、軟堅、清熱、利水など。冷やす食材です。といっても、海藻類は腎に良い食物が多いですし、大量に食べたりしないのであまり気にしすぎることはないのかと。

以前、私は漢方相談で海藻をとるようにアドバイスされました。
「30過ぎたら、黒いものを食べよう」(腎のため)です。

どっかで聞いたような、適当に思いついたような標語です(^^)

中医学で腎は、生命の源。

きになる方は、取り入れてみてはどうでしょう。

 

睡眠も大事です!
では、おやすみなさい・・・

かぼちゃの煮物と訂正

まず、昨日の記事。
公開した後、よしよしと思って本棚を見返したら、最長巻数の間違いに気づいた。
バガボンド」は37巻、「ちはやふる」は43巻だ。最長は「ちはやふる」でした。すぐに終わる気配がないので、しばらくはちはやが最長の座を譲らないことでしょう。うむ。

ところで、うちに「キングダム」が2巻だけあるのだけど、今何巻まで出ているんですかね?今から買い揃えるのは大変だけど、中国の歴史系のマンガを読みたいんだよね。電子でもいいんだけど、登場人物の顔と名前を見返すのには紙がいいんだけど。
「キングダム」買ったら、最長になるのかな。

 

さて、今日はネタがないので、昨日作ったかぼちゃの煮物を食物性味表で見ていきます。

◉かぼちゃ 帰経:脾胃

温性で、効能は補中、益気、化痰気虚の人、無力感のある人に良い食材。

 

レシピは載せませんが、今回はDELISH KITCHENというアプリを参考にしました。みりん、砂糖、塩、醤油、水、顆粒だしで煮るだけです。咲美堂のケンピのもとを煮出したものをベースに使って、顆粒だしは少なめにしました。

実は・・・先週はやる気が急に低下して田七人参を飲むのをやめてしまい、さらに食べ過ぎたり、その他にも要因が重なって、口内炎が5つもできています。
私の場合は、おそらく気が足りない。食べ過ぎで、湿もたまって淀んで、気が作れず、だんだん熱を持って痛くなってきた・・ということかなと自分では分析しました。ビタミン剤も飲んで、脾のケアも再開して、今週は頑張ります。
その手始めとして、ケンピスープ+かぼちゃの組み合わせは良い選択だったなと思います。

脾を立て直さないと、いろいろな不調につながるのです。言い換えると、胃腸を健康にしてないと、栄養も作れないし取り込めないよーってことですね。

口内炎の方は、早く治すためにアフタッチを貼って寝ました。ケミカルなお薬の力も借り、日々の養生も実行する。それを日常の中に根付かせていくというのが、私の目指すところです。

 

咲美堂のケンピースープ

shop.shobido-kanpo.com

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煮始めのかぼちゃ・・この写真、逆さやで。。

 

本の整理ーわたしの本棚(マンガ棚)

床置きの物の片付けがだいぶ進んだので、次は各所で内容量を見直していきたいし、きちんと整頓したいと思っていました。大まかな進行のイメージは持っていたけれど、思いつきで本棚から手をつけ始めました。まずマンガの本棚です。

古本を業者に送って処分しようと山を作ったままになっていたので、それを先に片付けたいというのが思いつきの後押しをした理由ですが、前により分けた時から時間が経ったので新たに山に追加する分をピックアップしています。

並行して、残すものは巻数を確認して順番に並べる。

学生の頃は順番に並べるべきだと信じていたのに、いつの間にか崩れていたそのルールを久しぶりに実行。まだ途中だけど、写真のような感じで進んでいます。

私は長い連載ものが好きで、そのうちの最も長いものを今回手放すことにしました。井上雄彦の「バガボンド」。37巻が2014年に出て、宮本武蔵が九州に赴く前で話は止まっています。また完結したら買おう。読み返したら売れなくなるから開かずにいよう、と心を決めます。絵の美しさや武蔵の変化や画面の余白や、、、とても好きな作品なのですが。

再会の日まで、さよならです。

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巻数が多いということでは、渡辺多恵子風光る」(最新刊44巻)が最長だけど、前半は友人に借りていて私の手元には全巻の手持ちはありません。こちらはそろそろ23年に及んだ連載が終了し、最終巻が発売されるのを心待ちにしています。

本棚でなく保管ケースに収めたものもあります。

沙村先生「無限の住人」(全30巻)。うっかり読み返しちゃったのと、最近深夜にアニメがやっていたのでキープすることにしました。私の持っている中で、人格が破綻した人間が出てくる漫画1位かも・・・学生のころ「この漫画が面白い」という本で紹介されていたのを見て手に取り、おぞましいシーンにおののきつつも、絵が美しいのに中和され、魅力的な剣士に惹かれ、ちゃんと完結してくれたことに感謝した漫画です。

本誌の方に万次さんのフィギュアが付録で付いていたのを買うほどにははまっていましたね。そのフィギュアは売っちゃいましたが。開封しないで置いていたので、まぁはっきりした値段はわからないけど、大事にしてくれる人のところに行ってくれたなら嬉しいな(遠い目)。

 

まだ片付けは途中です。

続きもがんばるんば。

おちょこで薬味(唐辛子)、栽培中

今日のこれまで

5月も残すところ今日を含めて二日。

気候はすでに初夏だし、2020年の春はどこへ行ったんだろうと落ち込んでしまいそうです。が、今週は十分ゆっくりしたので、動きたくなる。

で、今朝は30分ほど買い物にさっと出かけ、晩御飯の買い物を済ませてから、zoomで「東京砂漠 シーズンいんざSUN」に参加。これはキャラメルボックスの岡田達也さんと西川さんのトークイベントなのですが、今回は同じくキャラメルのみっこさんとフードコーディネーターの市場ゆりこさんが特別出演しての「お料理スペシャル」でした。

簡単なお料理2品を作っている様子とトーク、西川夫妻のほんわかな雰囲気とおっかーさんのツッコミとで楽しかった。

しいたけと鳥ひき肉の柚子胡椒焼き、そしてしらす丼。また作ってみよう!

今晩のうちのメニューは、ハンバーグで決まっているのでまた今度(^^)

 

春は育てたくなる時期?

小学校で育てた花は咲かなかったり小さかったり。大学時代時育てたスノードロップも蕾までできたのに咲かなかった。数年前には簡単と言われる大葉も枯らした。

それなのに、またおちょこで薬味というシリーズを買ってしまって、唐辛子を育て始めました。

種まきは5月14日頃。

約1週間で芽が出て、30日現在はこんな様子です。

双葉が出て、その間から出てくるのが本葉って習ったような気がします。本葉がいくつか出てまいりました。遅れて発芽したものがあるので、もう少し置いてから、最初の植え替えをしなければと考えています。

大葉は植え替えの時に失敗した。間引きしたものを捨てたくないので、全部植え替えるつもりです。さて、どうなるかな。楽しみです。

デスクで育てている唐辛子

唐辛子

 

最近観た映画

その前に

映画の話の前に、今日も少しだけ薬膳のアウトプットをしてみよう。

昨日はお昼に蕎麦を茹でて食べた。わさび、うずら、天かす、アミエビふりかけをトッピング。

まずは蕎麦。微寒、少し冷やす食材です。

帰経は、脾胃大腸。効能は、理気、消積、開胃、止帯。

消積や開胃とあって、理気もあるので、腹の辺りの詰まった感じを流してくれて消化を助けてくれる食材ですね。

次は、そばつゆに添えられることの多いわさび。

わさびは温性。冷やす蕎麦と組み合わせてバランスが取れますね。

帰経は肺胃脾。効能は、温中、利水、解魚毒など。

お腹を温めてくれるし、鼻を通してくれる。あのツーンとした感じですね。

 

アウトプットは軽くここまでにして、本題。

映画「去年の冬、君と別れ」

たまたま見る機会があり、みました。

タイトルから勝手に恋愛ものかな、と思っていましたが、とんでもない。サスペンスでした。

公開は2018年。原作小説は中村文則で、主演は岩田剛典、出演は山本美月斎藤工浅見れいな土村芳北村一輝など。

悪役は最初から分かっているので書きますが、斎藤工さん。悪役というか、どうしようもない人と言いますか。ネタバレしたら面白くないので、事前情報なしで見れたのは良かったです。

ストーリーは、木原坂雄大斎藤工)が起こした事件をめぐって、ライターである耶雲恭介(岩田剛典)が取材し、関係者の過去や事件の全容が明らかにされてゆくといったもの。

北村一輝は出版社の編集者として登場。最後までに見たら、「この人、こういう役どころ時々するよねー」と思いました。で、この映画を見た数日後に「今夜、ロマンス劇場で」を見たら、真逆のダークさゼロのキャラで登場して笑わせてもらいました。コロナウィルスの蔓延でネガティブなニュースの多い昨今、オススメするなら「今夜、ロマンス〜」の方だけど、「去年の冬、〜」も面白かったです。

タイトルの後に続く言葉が、悲しくも怖い。

薬膳アウトプットを少しだけ

三日坊主

3日連続更新となりますが、昼頃に取りかかり、更新ボタンを押す前に操作ミスで消滅して、くじけそうな気分です(泣)
三日坊主にもならずに諦めそうになったけれど、頑張ります。大げさかもしれないけれど、昨日食べた食材を事典をみながら記事にしていたのでいつもより時間がかかったので、脱力感も増すものですよ、ほんと。
気を取り直して、昨日食べた食材をピックアップして書いてみるぞ。頑張れ自分!

 

寿司くいねえ

書き直すと、見出しも変わるし内容も変わる・・・。
昨日は祝い事があったので、昔から家族でお世話になっているお寿司屋さんに伺いました。ここに行くと必ず食べすぎるのですが、昼間にスターバックスでケーキも食べたので、摂取カロリーを考えると本当に恐ろしいです。
店内飲食できるようになったから、嬉しくってつい、ね。スタバの魔力と言いますか。

で、本題。

薬膳の食物性味表を参考に、少しだけ食材をピックアップして書いてみます。

◉島らっきょう 肺心胃大腸

効能は消食、降気、通腸など

脾陽虚証、脾胃気滞証、消化不良などが適応。消化吸収するにもエネルギーがないとできない、ということを薬膳では脾の気が足りないという表現で言います。それにいいよってことですから、ビールなんかの冷やすもので胃腸が冷えて内臓の機能がちょっと落ちるかなっていう時にアテにらっきょうって、ちょうどよかったかもしれません。

性味表には島らっきょうの項目はないので、らっきょうで見てみました。

 

◉酢 肝胃

活血、化瘀、消積、軟堅など
食欲不振や消化不良に適応というのは、なんとなく時間として分かります。お酢が少しきいていると食欲が出たりしませんか?そして、血瘀証や腫れ物なんていう適応も書いてありました。

◉いか 肝腎
補血、滋陰、調経

血虚陰虚、精神不安に月経不順、帯下に適応とのこと。女性にいい食材ですね。調経というのがまだピンときませんが、血のめぐりを整えてくれるということかな。

◉アナゴ 肝脾腎
効能は、補気補血、平肝。

気血両虚証、疲労、目のかすみに適応とのこと。ちょっとイラっとして疲れたなという時にいいのかな。帰経に脾があるのがありがたいですね。わたくし、胃腸系が弱いので。

◉小豆 心小腸

効能は利水、滲湿、清熱、解毒、消腫

むくみや湿熱証などに適応。帰経が心と小腸になっているので、水分代謝のトラブルにいいのかなということかな。甘さ控えめだったので、食べやすいです。

 

書き直すとどうも、雑な書き方になった気が。

食材名の横は、帰経といって、その食材の効能がどこに影響するかということです。効能というのは、言葉通りですが、お薬とは違うので「胃薬の代わりにこの食べ物食べるぞ」ということではないです。

奥に見えているのが島らっきょう、手前は酢の物
刺身はいかとフグの煮こごり、タイだったかな?
ブレた写真、サーモンや焼きアナゴ、甘エビなど
デザートは小豆の、水菓子ですかね
1奥、島らっきょう2刺身(いか)、3寿司(アナゴ)、3小豆

 

2度目で文章の精度が悪くなっているので、一旦寝かせて(でもアップするけど)おこうかな。薬膳は、自分の体調や癖を補ってバランスをとるのに使える知恵かなと思います。自分が勉強を深めていくとともに、そういう知恵を誰かに参考にしてもらえるようにブラッシュアップしていきたいと思います。

 

とりあえず、書くのに1時間以上かかったので、くたびれました。とほほ・・・





 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ前に行った「遠く」は

やる気を見せる

昨日の記事で、アウトプットをしていこうと書いたので、まあ3日坊主くらいは頑張らないとと思い立った。

なんていうのはちょっと嘘で、Twitter経由で時々読んでいる演劇集団キャラメルボックスの岡田達也さんのブログを今朝読んで、毎朝更新しているのを見習ってみるかと思っただけなのである。そして、さらにいうと毎朝更新しているということは、昨日の夜に同じくキャラメルの西川さんのnoteを読んだためだったりする。人から刺激を受けて、自分も行動に移すということが大事ですね。
一人だと、なかなか重い腰が上がらないから。

と言っても、アウトプットできることが今日の時点でないので、はてな今週のお題が「遠くに行きたい」だったので、そこから一番最近行った遠くってどこだったっけ・・と思い返してみた。

去年の9月だった

2019年は時間はあったのに、お金を節約するためどこにも旅行にいかなかった。そんな一年の中で日帰りで遠出したのが9月、豊田市美術館へ「クリムト展」を見に行ったのだった。話題になっていた愛知トリエンナーレも開催中だったので少しだけ見た。少しというのは、会場がいくつかに分かれていたので話題の中心地である展示会場には足を延ばす時間はなくて、豊田市の会場だけを見たということ。
私の見た範囲だけでも覆い隠されて見えなくなっている展示もあったし、議論を巻き起こしている話は本当だというくらいには感じたのだけれど、落ち着いた静かな鑑賞ができて、ネットから感じる怖い展示という印象は全くなかった。

さて、本題はクリムトなのだけれど、やっぱり見に行ってよかった。大阪の国立国際美術館でも数点だけ作品を見たものの、物足りなかった。作品量とベートーヴェンフリーズの複製といった大きな作品が見応えがあった。大阪の方がよかった点はエゴン・シーレの作品点数が多かったことかな。もう、だいぶうろ覚えではありますが。

美術館は駅から歩くし、坂の上にあるし、なかなかホイホイと地元の方でも行きにくいようなロケーションだったけれど、それを生かしているというか小高いところに水を張ったゆったりした空間を作り出していて日常から離れられるのは良かったと思う。
敷地内にお茶室があり、訪ねた日はお点前をしていただけた。
お作法なんて何も知らないけれど、せっかくなのでご馳走になりました。

 

愛知県は名古屋から足を伸ばした方が楽しめるのかもしれない。
あんこトーストは苦手だけれど・・・また、行こう。

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クリムト展 @豊田市美術館