淡々と日々のあれこれ

薬膳とか仕事探しなど、日常のあれこれを書きとめておくブログ。アウトプットのリハビリ。初期はごく私的な日記です。

我が家の老猫③

スマホの中の写真を見ていると、六月後半の時点では抱き上げられて、バタバタする元気があった様子が分かります。

去年の9月の写真には、高いイスに飛び乗り、そこからテーブルに上がってキリッとした表情もありました。

長毛のチンチラなので、痩せていることに気づきにくいですが、今は触ると骨の形がもろに分かります。

いやでも抵抗することさえできない様子。ネットでいろいろなガンの猫を持った飼い主さん達の体験が綴られていて、そんなになっても猫は生きていて、それで安楽死という言葉も出てくるのだと知り、衝撃を受けました。

うちのミィも食欲はあるようです。

時々立ち上がって、ご飯の場所(ほんとにすぐそば)まで行こうとしたのか動こうとしますが、またへたへたと座り込んで、そのまま寝てしまいます。

抗生剤が効いて現状維持が出来れば良いですが、どうなるか分かりません。

二週間きく注射を打ってもらって、その後、顔がむくんで病院に行きました。来週にはまた行く予定です。
母が連れていってくれています。

私はたまに顔を覗き込んで、ご飯食べよう、頑張れと声をかけて、ハッパをかけています。

朝と夜の少しの時間しか一緒にいないし、その時に何回か、頑張ってご飯を食べにいってくれたのを見たからです。

喋れないから、分からないけど、とにかく少しでも元気になって欲しい。

猫のガンは、手術で取っても再発があるし、抗がん剤は体力を奪うこともあるそうです。

うちのミィはどちらももう施さない状態でした。
猫を飼うたくさんの人が選択肢が多いほどに、そういう診断にどうするべきか悩んで、同じように元気になって欲しいと願っているのでしょう。

元気な時には可愛がるだけでよかったけれど、苦しそうで、弱って、あちこちの器官にガンの影響が出てくると、なすすべもなく、悲しい。

出来るだけ苦しまず、穏やかでいて欲しいです。