淡々と日々のあれこれ

薬膳とか仕事探しなど、日常のあれこれを書きとめておくブログ。アウトプットのリハビリ。初期はごく私的な日記です。

「ここではないどこかシリーズ」ほか2冊

マンガ3冊を購入しました。
タイトルのとおりですが、萩尾望都以外は初見の作家さんです。

萩尾望都に関しては、「ポーの一族」から初期短編の数々(特に超短編の「半神」とか)などファンタジー、バレエもの、SFもの、「残酷な神が支配する」に始まる心理系もの・・・などなどどれも萩尾望都ならではの表現、登場人物のキャラクターが魅力的で好きな漫画家のひとりです。
 が、「ここではない どこかシリーズ」は未購入で、今回、いきなり第3集を読むことにしました。
タイトルの「春の小川」は身近な人を失うということがテーマの辛いお話ですが、それだけでは終わらない主人公のたくましさと希望が感じられる終わり方です。明確な答えやわかりやすい救いは描かれませんが、苦悩やもがき、なにげない出会いなどにより明るい方へ・・・なにか解決のようなものの方向へと転がっていく様子を描いている点が好きです。
 これは短編集といっても、同じキャラクターが登場する連作も収録されています。
主人公の舞があこがれの天草ヨハネにふりまわされたり嫉妬したりしながらも、やっぱり好き・・・恋をしているということのしあわせを描いていて、自然とお話の世界にひきこまれてしまう。彼に振り回され、泣いたり怒ったりしているのだけれど、表現されているのは恋している幸福感です。
・・・萩尾望都は長くなるのでこのへんで終了。


「マギ」1巻。
これは本屋で既刊の数冊が平積みされていて、試しに購入しました。しかし、1冊目だけではわからないですね。迷宮(ダンジョン)をクリアして、力を手に入れるという設定は、そのままゲームにできそうです。というか、すでに発売されているかも知れません。2巻以降、また気が向いた時に買ってみよう。

ZUCCA ZUCA」1巻。
先日、友人と手塚治虫記念館に行きましたが、宝塚大劇場も少し覗いてきました。その影響もあり、気になって購入したのですが、ヅカファンでなくても、まぁ楽しめるのではないでしょうか。宝塚を見たことがないのですが、同行した友人は宝塚ファンで(ファン倶楽部には入っていないと思いますが、贔屓の人はいる様子)少し話しを聞いたのと、阪急宝塚駅を利用したばかりなのもあり、ちょっと分かるところがあって面白かったです。
彼女に聞くと、宝塚の演目は基本的にハッピーエンドだそうです。華やかで、エンターテイメントに徹したものなのでしょう。
・・・彼女にこのマンガをすすめてみようかしら。