連休

世間の連休前に、二日間ですが、連休をいただきました。
ゆっくりできるので、料理をする気にもなり、パスタや炒め物などを作って一人で食べました。

製本の宿題も早々に仕上げて、ご覧の通りです。
これは、手製本の最後期の頃のサンプルです。麻ひもと太めの綴じひもで折丁をとじました。まだ慣れないので、穴にひもを通す時に綴じ糸まで縫ってしまうこともありますが、やり直し、その都度、ひもをしっかりしめながらとじていきます。

前回の講座では、本の天地にある花布編みを行いました。
糸があっちから入ってこっちから針を刺し直し、手はここを押さえて・・・と次々と説明されるので、聞く側から忘れながら、先生や他の方に確認したりして作業を進めました。
結構、これが楽しかったです。

今ではただの飾り。ついていない本の方が今は多いかも知れませんね。花布以外の素材や仕掛けなどのデザインで魅せることもできるようになり、本の装飾としての意味も多様になったためなのかもしれません。

しかし、昔は装飾だけでなく実用的な存在意義があった花布。
その世界を語るだけでも1冊の本が出来るくらい、各工房によって異なっていたそうです。