オフィーリア
3月は年度末ということもあり、しんどいです。
今年は、今の仕事がこの月末で終了するので、作業的には
例年よりも少ないのですが、メンバーが一新されるため
次の方々も一気に引き継ぎにおしよせて
ゴタゴタした気分とでもいいましょうか。
仲良くなんて、なれないわ
って、歌の文句みたいだと格好いいですけど
ぐちぐちと言ってばかりいるのは自分のことながら
情けないです。
そんな気分をどうにかしようと
現実逃避の海外旅行計画。
行き先は、イギリス。
ミレイの《オフィーリア》を見てみいという一点で、イギリス。
理由は、つけようとすれば、イギリスのファッションが好きだとか
田園風景を見たいとか、映画『日の名残』のような密やかな恋、もじもじするオジさん・・・
って、脱線したけど、イギリス専門家(?)である井形慶子さんの本も何冊か読んだし。
ミレイの《オフィーリア》は、まだ印刷物でしか見たことがありません。
ミレイの作品は、それ以外に知らないのですが
叙情的であり、技術的にも高度で・・・知的にも感じられるような。
こういう形容の言葉をあてはめるのは苦手意識がありますが
拙いながら、そう思います。
書いていて思い出したのが、最近名前を覚えた日本画家の北野恒富・・・(だったかな、たしか)。
共通項を感じますが、怪しさと色気のある女性・・・その狂気を美しく演出して
描いている点がそうかな、と思います。
キレイすぎて、という意見も聞かれそうですね。
しかし、実物を見てみたいもんです。ハイ。
(旅の計画は、妄想で終わるかも?)